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タイム涼介インタビュー(5/6)

11/07/13 10:00

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5 あの頃の仇を討っていくような

■自分の青春時代の取り戻し

― そうしてアベックパンチを描いた事で、タイムさん自身に与えた影響とかありますか?

自分の青春時代を取り戻せたっていうのがありますよね。
もしかしたら今の自分があの時に戻れたら、
何か違う反応で返せたかもしれない・・・って事を
イサキとヒラマサにやり直してもらっているっていう感じでしたね。

― なるほど。キャラなりきって描くから、余計にそういう部分があるでしょうね。

凄く気持ちが良いんですよね、取り戻す感じが。
あの頃の仇を討っていくような。

― あの頃の自分が浄化されていくような?

そうですね。描き終えたから、ほぼ全部抜けましたよ。
結局、イサキとヒラマサが自分の中に同居してるわけで
多分、誰でもそうだと思うんですけど
「憧れててこうしたい!」っていう方向性と
「そうじゃない事をしてまう」っていう二面性っていうか。

― そこを自分の中でどう折り合いを付けるか?

だから、今回は2人に分けて良かったですよ。
ヒラマサのように直感で生きて、何もかも笑い飛ばす。
それとグチグチ考えてしまうイサキ。
漫画でそれを1つのキャラクターに入れるとグチャグチャになるから。

― そのグチャグチャになってるのが、現実のタイムさんであって。

そうなんですよね(笑)

― 本当に、キャラクターに色んな意味で救われたっていう感じがしますね。

途中で「ストーリーなんか蹴散らして」っていうモノローグも入ったと思うんですよ。
描いてる時は、もう自分じゃなくてイサキになってましたからね。

― じゃあ、昔みたいにグチグチ考えて嫌な自分っていうのも少しは改善されました?

そっちにシフトしてますね。
今はネガティブに考えそうになっても「これは体調の問題だ」って。
体調が悪いだけで、そんな幻に囚われてたら駄目だって。

― 昔より「しょうがない」っていう選択肢を認めるようになって

そうですね、あとは自分の身体を乗りこなしてきたっていうか。
「こういう時は、こういう気分になるんだな」っていうような。
考えても無駄だなって。

- 自分がどういう奴か分かってきたんですね。

明日になれば、全然違う考え方してるかもしれないのに
今考えても間違うだけなんですよね。

― その辺りを昔は頑固として・・・

向き合っちゃってたんですよね。

タイム涼介 (漫画家)
1976年生まれ。神奈川県出身。1995年、高校在学中に、第176回ヤングマガジン月間新人漫画賞にて『タオル』が入選、デビュー。主な著書に『日直番長』『あしたの弱音』など。ギャグ作品を中心に描いてきたが、2007年よりコミックビームにて新境地を拓くストーリー漫画『アベックパンチ』を連載。2010年、約4年にわたる連載が無事終了。
2011年、同作が『月刊コミックビーム』15周年記念作品として実写映画化される。
現在、コミックビームにて新連載『-I.C.U-』を連載中。

■本人ブログ
タイムのブログ http://ameblo.jp/time000/

■WEB
タイム涼介本店HP http://www.time-ryosuke.com/

■ツイッターアカウント@time_ryosuke
http://twitter.com/time_ryosuke

映画「アベックパンチ」
公式サイト
映画「アベックパンチ」予告編(youtube)




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